いまやアメリカの葡萄栽培は約30万ヘクタールに及びますが、そのうち約26万ヘクタールがカリフォルニア州に集中していることからもカリフォルニアワインがアメリカワインの代名詞的存在であることは、まぎれもない事実です。
とくに知名度が高い産地はナパ、ソノマを擁するノースコースト地区でカリフォルニア州全体の約12%のワインを生産しています。太平洋から吹く風と山側からの風によって、全多岐的には涼しく、適度に昼、夜の温度差もあります。特筆すべきなのは降雨量の少なさで、夏場には雨はほとんど降りません。
ワインの種類は3つに分類され、単一の葡萄品種を75%以上使用したヴァラエタル・ワイン、これがカリフォルニアワインの主流です。そして数種類の葡萄品種をブレンドし独自のブランド名をつけたプロプライアタリー・ワイン。オーパス・ワンなどがこれに当たります。最後にジェネリック・ワインと呼ばれるものですが、フランスで言えばテーブルワインに当たります。また葡萄品種もフランスで用いられる高級品種のほとんどが栽培されており、その味わいもフランスを追い越したと語る人すらいるほどです。
1976年に設立されたハンター・アシュビーはナパ・ヴァレーのラザフォード地区に位置するワイナリー。有名なナパ・ヴァレーのワイン「ラザフォード・ヒル」のセカンドラベルです。’99年にはハンター・アシュビーが造る「ハンター・アシュビー・カベルネ・ソーヴィニヨン」は英国の有名ワイン雑誌『デキャンタ』で3つ星を獲得するなどその実力を発揮。デイヴ・トンプソンが醸造を担当し、ワインはフレンチオークとアメリカンオークの樽で8ヶ月間熟成されたストラクチャー豊かな味わいは十分なコストパフォーマンスを感じさせてくれます。 |