トスカーナ州モンタルチーノで生産される赤ワインとして、初めて1980年にDOCG「統制保証原産地呼称」に認定されたのがブルネッロ・ディ・モンタルチーノです。そしてその後、1983年には今回ご紹介するロッソ・ディ・モンタルチーノがDOC「統制原産地呼称」に認定されました。
このブルネッロ・ディ・モンタルチーノも、ロッソ・ディ・モンタルチーノも同一の産地で同じサンジョヴェーゼ種のみで造られます。サンジョヴェーゼといえばトスカーナの伝統品種であり、今やイタリアワインを代表するぶどう品種となっています。(サンジョヴェーゼ種の中にも様々な種類があり、房や粒の大きいものを「サンジョヴェーゼ・グロッソ」、小さいものを「サンジョヴェーゼ・ピッコロ」といい、ブルネッロやロッソ・ディ・モンタルチーノは、この「サンジョヴェーゼ・グロッソ」で造られます。)
ブルネッロ・ディ・モンタルチーノと、ロッソ・ディ・モンタルチーノは、産地、ぶどう品種と全く同一ですが、唯一違いがうまれるのが、熟成期間です。ブルネッロ・ディ・モンタルチーノが最低樽熟成を24ヶ月、その後の瓶内熟成を4ヶ月必要としますが、ロッソ・ディ・モンタルチーノはその樽熟成・瓶内熟成で1年経つと出荷が可能となります。 今回ご紹介する「ロッソ・ディ・モンタルチーノ・ピエタラネーラ’03」は、高品質な樽として有名なアリエール産、スラヴォニア産の樽を使用しており、最適な酸度が保たれることで、さらに森の果実からスパイスに至るまで幅広い香りが楽しめ、食事中だけでなくいつでも静かに傾けられる長熟型の赤ワインとなっています。 |