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マイワインクラブ かおり店長のワイン講座 かおり店長のお仕事奮闘記 <フランス出張編>
かおり店長のお仕事奮闘記 【フランス出張編】
2006年4月8日(土)〜4月21日(金)、イタリア・フランス2カ国横断の出張に行ってきました。2005年ヴィンテージのテイスティング、取引業者との商談、ワイン工場の視察、2006年ヴィンテージを造りあげる天候・土壌の視察。そしてより現地のワイン文化・食文化を吸収してみなさんにいろんな角度でワインをご紹介するための多きな学びの場となりました。今回のレポートによって少しでもみなさんがワインをより身近なものと感じてもらえれば嬉しいです。
11日、名残惜しいイタリアを出発し、フランス・ボルドーへ。イタリア⇒パリ⇒ボルドーとやっぱりパリ経由。生まれて初めて国内線のミニ飛行機に乗りました。なにしろ、小さい飛行機で、体も垂直じゃないと座れないような席で、あいにく写真はとれませんでした。ボルドーはこれが2回目です。2年前にはテイスティングではなくカメラマン/ライターを同伴させての取材・撮影でしたので、色んな観光名所やレストランなど、大いに楽しませて頂きましたが(でもしっかりと取材もしました)今回はそんな時間があるのでしょうか・・・・。ようやくボルドーのホテルに着いたころには夜の8時。右の写真はまだ8時なんです。明るい!!こんな明るさが10時くらいまで続くんです。直る時差ボケもこれじゃ直らないよ・・・・(笑)  
だいたい、朝の9時くらいにテイスティングが開始します。一度にあまりやりすぎると舌が麻痺して味覚が麻痺するので、せいぜい一回に30本が限度でしょうか。よく友人に、テイスティングしてると酔っ払っちゃわないの?と聞かれますが、テイスティングの時にはほとんど吐き機に出しているので酔うことはありません(笑)。でもアルコールの弱い人だと、香りだけで酔っちゃうこともあるかも・・・(笑)。でもテイスティングルームの外には一面のワイン畑が見えるなんて素敵ですよね。そよ風も気持ちがよかった〜。  
今回、初めて2005年ヴィンテージのテイスティングを行いました。これが本当に素晴らしくて。出発前から評判は聞いていましたが、それが異常なほどの高評価なんです。みんな口をそろえて『偉大なヴィンテージと称えられた2000ヴィンテージを越える!!』と。同じワインの毎年のヴィンテージをグラスに注いで見比べてみるだけで一目瞭然。その味わいも、ブラインドテイスティングでも明らかに分かるのではないでしょうか。みなさんにもうすぐご紹介できるかと思うと楽しみで仕方ありませんっ!  

午前のテイスティングを終えると、お昼の後に違う生産者と彼らのワインをテイスティング。そして夕方前にもう1社。という感じで、ボルドーにいる間はほとんどがワインとにらめっこ。終了後のボトルの数をみて、「私も強くなったなぁ・・・」ってちょっと思ってみたり。ドアップで写真とるとほのかに赤らめた顔が恥ずかしいから出来る限り遠くから撮影してます(笑)

 
やっぱり楽しみなのは仕事の後のディナー。わーい。でも・・・テイスティングの時に少しづつ口にするパン(なんていってもフランスパンですからね)でお腹もいっぱい。フルコースは食べられませんでしたが、かおり店長エンジョイのお食事日記です↓  
フレッシュなレタスに皮の硬いトマト。プリプリのエビにちょっとすっぱいグレープフルーツ。これ一つでお腹一杯。私はこれに、「グラーヴの白」をあわせました。青りんごやゆずの香りにさわやかな酸味も感じるグラーヴにはやっぱりフレッシュサラダ(魚介サラダなんて最高かも)がおすすめ。 メインディッシュみたいなサラダ。これが結構さっぱりしていて。辛口ロゼワインと味わいました。ロゼワインはさっぱりした食事もそうですが、少しオイリーな食事とも相性がいいのですね。 業者がしきりに進めるので、辛口のロゼスパークリングと合わせてみました。大好きなキッシュ、さらに好きになっちゃいました(笑)
私もキッシュ造れるかなぁ。。
お肉じゃありませんよ。これは白身魚に胡椒のきいたベーコンがのって、それにレモンをぎゅっと絞ります。これまた「グラーヴ白」がよかったな。 これが現地で人気の鴨のコンフィ。脂身を取り除くとほんの少ししか残らないからお腹一杯になりませんっ。スパイスを感じるボルドー赤ワインとの相性は抜群でした。でも私はそこにのってるポテトにはまっちゃいました。 かおり店長大好物のコレ↑エスカルゴです。塩山の上のエスカルゴ、デリシャス〜。私今回の出張で計3回もエスカルゴを食べちゃいました。カロリー高いのに。。。
決して食べているだけではありません。この4月、ワインはやっと芽を出し展葉の時期を迎えます。気温が20度まで上がるようになる4月中旬がその時期です。今年の展葉は4月13日(ボルドー/サンテミリオン近郊)のようです。5月になるとそこからつぼみが出て6月には開花を迎えます。その時期の葉が生い茂ったぶどう畑はまるで天国です。またきたいな。   
ちゃっかり畑に埋もれてみました。今までイタリア、フランス以外にも多くのぶどう畑視察に行きましたが、どれもこれも違った土壌で、触った感触もそれぞれで、本当に畑の視察は楽しいものです。よく言う「ミネラル香」のするワインの土壌には貝殻がたくさん落ちているんです。なめらか味わいが特徴のポムロールの土壌は土もなめらか。本当ならばこの畑で戯れたいけど、がまんがまん。  
4月15日(土)。テイスティングを終えた後にちょっと時間があったので、ボルドーから車を1時間半ほど走らせ、アルカッションに行ってきました。見てください、この絶景!まるでじゅうたんみたい。ちょっと写真を撮ったときには天気がよくありませんでしたが、水はきれいで、空気も新鮮。遠くの方では家族ずれがいたり、そして子供達が入り江ではしゃいでいたり。でもそんなワイワイした声させも消してしまう大自然に私の心も癒されました。胸がじーんとしてきちゃいまいた。よし!こんな時は元気を出して大好物の・・・!!  

じゃーん!
生ガキです。こんなにたくさん、、、、。
計り売りをしていて、この晩は満腹になるまで魚介類をいただきました。そして寝床に着いたかと思ったら・・・
大好きな魚介類がお腹にあたって。本当に涙でるほどに苦しみました。だからこの日以降、お魚料理をしばらく休憩することに。

 
苦しくても忘れてはいけない工場の視察。これがなかなか重要なお仕事なのです。 My Wine Club では海外から商品を直輸入で仕入れ、ダイレクトでお客様にお届けします。ですので、海外からの出荷状態が万全でなければなりません。また梱包の仕方や箱、ラベルの貼り方など、入念にチェックすることがすなわち日本のお客様への信頼にもつながるわけで、ここからは、ワインの造り方にそって、ワイナリー内をご案内いたします。
まず、収穫された葡萄は、「除梗・破砕」され、果梗を取り除き、葡萄の粒を潰します。造りによって、よりタンニンや酸を引き出すために一部を除梗しない場合もあります。収穫された葡萄は、トラックでここまで運ばれ、この機械に入れられ、■除梗・破砕がなされます。除梗・破砕した葡萄ジュースは(赤ワインの場合は、除梗・破砕した果皮や種も一緒に)、この下にパイプが走っていて、大きなタンクに導かれます。

これが、そのタンクです。ここで、■アルコール発酵である、一次発酵と浸漬(マセラシオン)が行われます。発酵が終わってからも暫くの間漬け込むことをマセラシオンと言いますが、こうすることによって、いわゆるタンニン分といわれる、渋味の成分が出てきます。また赤ワインの赤い色と芳香も出てきます。
一次発酵(糖をアルコールに変える発酵)が終わったワインは、■圧搾されます。圧搾とは、発酵液(葡萄ジュース)を二次発酵用の別のタンクや樽に移し変えた後に残った果皮や種子、果肉をプレスすることで、タンニン分を多く抽出する方法です。これは、ストックされて、後で必要に応じてブレンドされることもあります。タンクから自然に流れ出る発酵液のみを使用する場合もあります。そのワインは、フリーラン・ワインと言われます。

そして、一次発酵を終えた葡萄ジュース(既にワインですね)は、後発酵である、■二次発酵のタンクに入れられます。
二次発酵は、個別に果汁に含まれる糖分が無くなるまで発酵を続けさせます。しっかりと温度調節もされています。

 
発酵を終えたワインは、造りにもよりますが、澱引き後、マロラティック発酵を経て、樽熟成させられるものもあります。樽からは様々な成分がワインに溶け出して、複雑な香りや味わいといった深味をもたらしてくれます。樽熟成の場合、樽の種類、樽の大きさ、また新樽、古樽の違いによってもまったく、、そのワインの性格が変わってきます。ワインはこの樽の中でゆっくりと眠り続けます。  
いよいよボトリング開始です。
キレイに洗浄したボトルにできたてのワインを入れます。全て機械でやっているので、1時間に数千本もボトリングができます。このラインの音が本当にうるさくて。。。。
10分いただけで耳が痛くなってしまいます。
 
ボトリングしたボトルにコルクをいれ、そしてキャップをつけます。コルクの種類も豊富で、ワインの種類によってそれに適したコルクを選んでいます。
最近ではプラスチックコルクやスクリューキャップが増えているようです。
 
全てシステム管理をしています。何か機械に異常が発生した場合にはシステムが察知し、異常を知らせます。しかし、そのシステムを常備チェックする管理者が3〜4名います。

できあがったボトルが全て機械管理で箱に入れられていきます。「この機械、すごい握力だね」なんていいながら真剣に見入ってしまいました。左の写真の商品は1種類をまとめて箱に入れるのでこの機械が使用できますが、My Wine Club のベスト企画「頒布会」ですと、6種類を1箱に入れるため、機械ではできないんです。現地のスタッフの手で入れられています。 
 
出荷準備完了です。パレットをテープ巻きし、日本への長旅でダメージをうけないようにします。
このワインが、ベルーナワイン専用倉庫へ納品され、徹底管理の後に、お客様のお手元へ届きます。

以上が一連の流れとなりますが、いかがでしょうか?
いろんなことを経て誕生したワイン、ご満足いただけると嬉しいです。
 
一仕事の後にはやっぱり絶景が一番ですね。サンテミリオンにいってきました。雑誌や旅行誌には必ずといっていいほど紹介されているサンテミリオンです。サンテミリオンは、ボルドー市内から車で約60分。世界遺産にも認定されたローマ時代からの街並みを残す美しい土地です。また、メルローを主とした葡萄栽培が行われ、偉大なシャトーが多いことでも有名です。(サンテミリオンの産地特徴、地図など)石灰岩の丘、サンテミリオンでは、教会、住宅、石畳など、ほとんどが石灰岩で作られています。そしてボルドーの多くの建物にまで使われているらしく、サンテミリオンの丘の地下には、大きな空洞があるそうで、セラーなどに使われているという話でした。  
サンテミリオンにいったら是非味わって欲しいもの、それがこのカヌレ。名物です。

牛乳、卵、バター、小麦粉、そして若干のラムで作られるカヌレは、食後のデザートにも最適ですが、3時のおやつに食べた〜い(笑)。
 

わぁーい。店長、ボンジュールのパリに到着〜。
後ろに見えるのは、凱旋門です。
これが見たくて(昨年プライベートできたときには工事中とか何かで見れなかったんです。。。。)、ホテルから1時間半も徒歩できました!!横断歩道の真ん中でちょっと気分もウキウキ!

 
キレイな青空。後ろの奥に見えるのは世界3大美術館で有名な『ルーヴル美術館』です。
ちょうどこの日は日曜日だったので、散歩を楽しむカップル、ご家族もたくさんいました。今日だけは仕事のことをちょっと忘れてちょっと散策(秘)
このときだけなぜか空が快晴になったんです。
自称晴れ女です(笑)。
 
気付いたらあっという間に真っ暗。
月にエッフェル塔。 素敵ですね。。。
 
おいしいご飯においしいワインを楽しみ、店長は・・・・  
その場でおやすみ・・・・
いや頑張って日本に帰ります!!



おわり。
 
     
     
かおり店長のお仕事奮闘記 <フランス出張2006編>

※ 未成年者の飲酒は法律で禁止されています。未成年者の酒類のご注文はご遠慮ください。
※ (株)ベルーナは通信販売酒類小売免許を付与されています。 輸入業者(株)ベルーナ
※ お届けするワインはすべてアルコール度数14%未満(酒精強化ワインを除く)・容量750ml(ハーフは375ml)です。
※ 1回のご注文につき、750mlは24本まででお願いします。
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